線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

681系の去就

 魚沼丘陵でのスナップを終え、場所を変えようと列車に乗り込むと、十日町あたりから雨となってしまいました。夕方の「くびき」をイメージしていたのですが、この雨では望むべくもありません。時間潰しに途中の駅で降りてみましたが、行くところもなく待合室で過ごしていました。

 ふと見ると、お客さまのご意見と会社の回答という印刷物が掲出してあります。月ごとにまとめられていて、駅舎のことやダイヤのこと、車両のことやトイレのことなど様々なご意見がならんでいて、ひとつひとつに会社の回答が丁寧に書かれていました。  その中の一つに681系の去就についての回答があり、「JR西日本に譲渡・・・」と書かれていました。素人目にも想像のつく回答ではありますが、こうして活字になっているのを見ると、会社がこれから迎える厳しい現実を受け止めざるを得ません。

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 北越急行を象徴する「160km/h」に対応した信号機の脇を通過する681系。いずれやって来る「その日」まで、精一杯の走りを見せて欲しいものです。

 ちなみにこの信号機、進行現示の時は緑が2つ。所謂「G・G」を表示するのはご存じのとおり。

(2014/10/4 くびき)