線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

クモハ40054に会い

 青梅鉄道公園に展示されたクモハ40に会いに行ってきました。これまで展示されていたC515が、今秋開館する鉄道博物館に持って行かれた、その代わりの展示です。  時折小雨がパラつく中、青梅鉄道公園に行ってみると、平妻型のクモハ40054が居ました。先日、大宮で見た074が鉄道博物館に展示され、この054が青梅で展示となり、これで晩年コンビを組んでいた2両が泣き別れになってしまいました。  

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 搬入に伴い、道路に面した生垣が撤去され、まだ工事柵がまとわりついていましたが、C515の場所に鎮座していました。

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 プレスドアや車体のリベットが嬉しくて、そばに寄ってみましたが、車号の書体が少々違和感あり・・・・。
JR化20年を経て、いわゆる国鉄フォントで書き上げる職人が消えてしまったのでしょうか。

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 前面には方向板が差しこまれていましたが、レプリカのようでした。さて、このクモハ40、これから野ざらし状態が続きますが、保存状態の維持が心配です。機関車よりも電車のほうが傷みやすいように思いますが、この美しい状態が末長く維持されることを望みます。