’70年代の高崎駅で出会った旧型国電の思い出を振り返ってみたいと思います。新前橋電車区の車両が両毛線、長野原線(吾妻線)、信越線の横川まで活躍していましたし、時には新潟から長野からの車両も来たりしてました。
方向版を掲げた姿が凛々しいですね。飯田線ではこれが無く、物足りない思いをしたものです。
同じホームに3本の編成とは賑やかです。手前は分割切り離しだったような気もしますが。
どこを向いても旧型国電がおり、それらの合間にも181系「とき」「あさま」や165系「佐渡」169系「信州」「妙高」など優等列車が頻繁に発着するなどして、休む暇も無かった記憶があります。
方向版にも色々なタイプがあったようで、行先のみ、発着駅併記、アルファベット併記など。(以上、1974/4/28)
意識して撮りに行ったのは2回ほど。高校1年の夏休みに、家族で親の実家(群馬県伊勢崎市)に出掛けた際に自分ひとり高崎駅に出向いた時と、晴れて大学生となり「さぁこれからは「テツ」に精を出すぞ!」と心機一転(笑)した春のGWでした。次回から数回に分けて、形式別に振り返ってみたいと思います。