線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

高崎駅のクモハ40・クモハ41

【クモハ40】

 国鉄初の20m電動車で両運転台付。初期車は平妻形。このグループは初期車の第二陣で、運転室の奥行が長くなり、運転室用の側窓が新設された関係で客室用側窓が小さくなったもの。その結果、小窓が2つ並ぶという特徴がある。

両エンドともに前面が撮れなかったのが残念な、クモハ40044(2枚とも)

【クモハ41】

 クモハ40を片運化したもの。元のクモハ40には平妻形と半流形があることからクモハ41も同様となっている。

幌枠付きのクモハ41029

埋込前照灯のクモハ41044

 044は準戦時設計として全溶接車体で誕生したが、戦後の更新修繕で標準化されているグループの1両。

(1974/4/28 撮影)

参考:「国鉄電車ガイドブック旧性能電車編(上)」誠文堂新光社