線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

木次駅

 島根の「木次」という線名や駅名は、大昔のC56の活躍の場としても三段スイッチバックのあるところとしても、知識としては知っていましたが訪れたことは無く、自分との唯一の接点はこの1カットのみ。

(1985/3/2 松江)

 山陰を旅している中、当時既に珍しくなりつつあった一般色を纏ったキハ52128と、木次の駅名の入った方向板を目にして一先ず満足。いずれ出かけてみようと思ったものの、そのままずっと長く時が経過してしまっていました。

 

 ツアー最終日、その木次駅に着きました。

 平成の大合併で生まれたのでしょうか、耳慣れない雲南市という名称と大きな駅名看板が掲げられた駅舎。思い描いて来た雰囲気とはちょっとかけ離れた姿です。

 松江からバスで来てしまったので、宍道からここまでの間が未乗のままとなったのは残念ですが、いよいよここから備後落合への旅が始まります。

 社員さんのお手製でしょうか、見事なイラストが出迎えてくれました。

 これから乗る「奥出雲おろち号」に接続するように宍道からの列車が到着。「奥出雲おろち号」の運転期間中の特定日は、このスジも「奥出雲おろち号」となるようですね。

「奥出雲おろち号」が入線すると、ホームは一時の賑わいになります。慌ただしくスナップしていると駅名標に気付きました。「き♥」って何?。

どうやら「き・(好き)」と読ませるようです。

(特記以外は 2023/5/16)