線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

富加駅

 長良川鉄道には木造駅舎が幾つか残っているようなので、それを巡るのも今回の目的でした。ここ富加駅もそのひとつ。

 広い駅前ロータリーからスナップしようとするも、列車から降りた高校生がひとり軒下で携帯をいじっていました、やがて母親らしき人が車で迎えに来て乗り込んで行きます。これが日常なのでしょうね。それを待ってのスナップでした。

 石積みのホームに構内通路と、懐かしさ満点の情景です。ホームのベンチには仲良さそうな高校生のカップル。構内通路のスナップは暫し待つことにして、遠目に全景を1枚。

 軒下の列車接近が点灯すると、上り列車が到着です。構内通路を挟んで上下の列車が対面に停車する形になっていました。

 国鉄の時代には朱の首都圏色やツートンの一般色DCが行き交っていたことでしょう。そんな思いを馳せていると、シックな塗装の「ながら」号が到着です。これもなかなか似合っていそう。

 僅かな停車時間で直ぐに発車。「ながら」号が西日に向かって下って行きます。先ほどの高校生カップルも帰宅したようで、自分ひとりが列車を見送ります。

(2023/4/19)