線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

関口駅

 関市内の関口駅にはホーローの駅名標があることに気が付き降りてみました。

 風雪が染みついたような木製電柱に架かるホーロ看板、鉄錆が表面を覆う様も併せて時の流れを示しています。

 棒線ホームに簡素な待合室だけというという駅ですが、よく見ればその待合室にもホーロー看板が掲げられています。

 ホームの脇にあるコンビニには、長良川鉄道の社紋と「関口駅」の文字。駅との複合施設かと店内を覗いてみましたが、きっぷを売っている様子はありませんでした。帰宅後にネットで調べてみると、なるほどの経緯が分かったと同時に、店舗脇(写真の左奥)には車両を模したモニュメントがあるとのことでしたが、その日は全く気付きませんでした。

 ご覧のとおりの小さな駅ですが、近くに高校があるのでしょうか多くの学生さんが降りる様子がありました。ホームの電柱の傾き加減がなんとも言えませんね。

 爽やかな朝の空気の下、微かな排気を立てて美濃太田行きの上り列車が発車して行きます。

(2023/4/20)