津山市と周辺の木造駅舎を訪ねた前回の旅の余韻に浸るうち、前回の旅で訪問を割愛した駅舎をどうしても訪問いたしたく、3週間後再び姫新線、因美線、津山線と回ってきました。
前回訪問した美作江見駅のひとつ姫路寄りの駅。
駅前の看板には近くを通る旧出雲街道と土居宿の説明がありました。そう思って見渡すと、歴史を感じさせるような立派な瓦屋根のお屋敷が点在する農村風景が広がっていました。
玄関脇にはこんなモノが。以前に使われていたのでしょうかタイル貼の駅名看板が置いてありました。
軽トラが1台駅に乗り付けると、あれよあれよとオジサンがひとり駅舎内に入って出札口に座りました。どうやら駅業務の委託を受けた方が昼休憩から戻られたようでした。時計下にはこんな文言の案内がありますが、オジサンは受け付けてくれるのかな。
隣の江見駅同様の改札ラッチがありました。ラッチ脇には江見駅では撤去されていた腰掛が残っています。
もうひとつ江見駅で見かけたのと同じモノがこれ。「仮置場」の文字は見られませんでしたがソレに間違いありません。ひとつ判らないのは江見駅での表示が姫路方は「上月」となっていたのに、上月との間のこの駅にあるのは何故か・・・。ここは2面2線のホームが棒線化された様子が窺えるので、それ以前の時代のものなのでしょうかね。
(2023/3/12)