線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

北陸6つの列車旅 ー3ー

【3本目 のと里山里海号】

 この日は宿のある金沢から穴水までバス移動し、昼食後に14:15発の「のと里山里海4号」に乗車です。途中、唯一の観光見物とも言うべき千里浜ドライブウェーを走って行きました。

 穴水駅発車時刻の少し前に到着したので、駅やホームを散策して過ごします。乗車する列車は定期列車(単行)に里山号と里海号の2両を連結しての3両編成となりました。

0番線にはかつての急行「のと恋路号」NT800形が佇んでいましたが、少々痛々しい姿でした。 

 七尾までは1時間ほどの乗車ですが、能登湾に向かった席に座るとケーキとコーヒーの提供があり、アテンダントさんの案内放送が始まります。

 あれもこれもとお話したいネタがおありのようで(実際車窓も様々に変化して行きますが)、1時間という乗車時間内では少々慌ただしい感じが否めません。

穏やかな内湾と能登瓦が美しい車窓。

 能登中島駅では10分ほどの停車時間があり、例の郵便車の見学も出来ますが、特段の説明がある訳でもなく(そんな時間もありませんが)車内をサッと通り抜けるだけに終わってしまうのが残念なところ、同行の妻も跨線橋を上がって降りてまでして慌ただしく見学するほどのこともないと、車内に残っていました。

 車内には郵便物の区分函や押印台があり、区分函には模擬郵便物がセットされていたり、床には小包が入っていそうな郵袋が積まれていたりと、それらしい雰囲気が満ちているだけに勿体ない展示です。

今やオユ10形の姿を見られるのは、ここと東京・国立市の2ケ所のみ。

乗車記念のカード

(2022/10/14 4本目に続く)