線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

腕木信号機

 金木から戻り、ホテルのチェックインもそこそこに駅北方の側道に急ぎます。既に日没を過ぎ、僅かに西の空に赤味が残る中、これが立っています。過去何十年もただじっと・・・。

 聞けば現役の腕木信号機はここ津鉄に残るのみとか。金木の構内と五所川原のこれだそうです。

 もうそろそろ上りの到着に合わせて「進行」現示になるはずと、注視していたのですがちょっと目を離したスキに「サクッ」と変わってしまいました。見れば三日月と宵の明星が浮かんで来ました。

 周囲もすっかり暗くなった頃、接近する上り列車の前照灯に浮かびあがる腕木信号機です。

(2021/10/9)

 このあと市街中心で立佞武多の披露があり見学しました。夏のねぷた祭りがコロナで2年続けて中止となったため、地元市民へのサプライズとして急きょ企画されたとか。勇壮な立佞武多を拝見出来てとても嬉しかったです。