旅の最終日は五能線に乗り、秋田から新幹線で帰ることとしました。
五所川原から「リゾートしらかみ2号」に乗車。岩木山が見送って(?)くれています。
実は五能線の沿岸部を乗るのは初めてです。中学生の頃の月刊鉄道趣味誌で見た、奇岩が並ぶ海岸線をハチロクの牽く混合列車の絵が強く印象に残っており、ずっとこれまでいつかは乗りたいと思っていました。
深浦では「リゾートしらかみ1号」と交換です。自分たちが乗っているのは奥の「青池」編成で、手前が1号の「橅(ぶな)」編成です。
ところでこの2編成は、列車番号上は「D」というディーゼル車ですが、形式上はHB−E300というハイブリット車です。起動時は蓄電池から、加速時はディーゼルエンジンで発電して電力をそれぞれモーターへ供給するとか。だったら電気で走る「電車」でもいいじゃん!(笑)
東能代では先ごろ引退したキハ40の姿がありました。
土崎での解体待ちなのでしょうか、それとも東南アジアへの身売りされるための船便待ちなのでしょうか。外観上は傷んだ様子も見えず、まだまだ元気に働けそうに見えるだけに寂しい思いがしました。
(2021/10/10)