1978年6月、茨城交通での駆け足スナップを済ませて勝田から大甕に移動し、日立電鉄を訪問しました。
鮎川〜常北太田間全線を乗りたいところでしたが、ここでも駆け足スナップで大甕から常北太田まで乗車し、大甕と常北太田でのスナップに終わりました。
(大甕)
常磐線との接続駅ですが、単なる中間駅かと思ったら駐泊車両も見かけることから、ここを起点とした運行形態も組まれているようでした。
(常北太田)
ワンマン車の単行運転が行われていました。車体裾の切込みや前面のバッサリとした妻面を見ると、いかにも改造を思わせる小型車です。
(同上)
上の車両と同形に見えますが、非貫通となっています。
(同上)
いかにも地方私鉄の電車という感がありますね。事前調べもせずいきなりの訪問で、種々雑多な形状の電車ばかりに驚いた記憶があります。
常北太田駅はバスターミナルと接し、対面にある国鉄の常陸太田とは対照的に活気があるように思えましたが、90年代に入りると利用者も減り、2005年に廃止されてしまいました。
日立電鉄のある茨城県北は少々遠く、この日の駆け足訪問の後、再訪することはありませんでした。
(1978/6/9 撮影)