夕刻の上野駅地平ホーム、行き交う人々の雑踏と列車案内のアナウンスが響く18番線。
「十 〜 八番線の列車 は〜」
「奥羽線回りぃ〜 青森行きぃ〜」
「急行ぉ 〜 津軽1号 ですぅ〜」
(1982/10/16)
地平ホームには、このような大きな台車に土産物や新聞・週刊誌に酒・つまみ等を大量に載せた立ち売りがあったなと思い出します。
青森着は翌朝9時過ぎ14時間の長旅です。普通車は旧型客車のボックスシート、寝台を奮発したところで狭い3段寝台と、今のような快適さは無かったけれど、それが当たり前だったし、むしろ楽しかった気がします。