相鉄線の相模大塚から引込線があったということ、そして廃線となった今でも姿を残しているということを、この移動自粛期間中に知りました。そこで、自粛解除を受けて早速相模大塚駅へと赴き、沿線を歩いてきました。
沿線は住宅地、真新しいマンションの脇には蔦の絡まる架線柱。なんと架線が張られた状態でした。
線路敷は草蒸していますが、レールはしっかり残っています。線路の横断注意を促す看板がありました。
暫く進んだ場所ではＰＣ枕木が見えていました。すぐにでも復活出来そうな路盤です。
終端部近く、緩くカーブした先が厚木基地となり、レーダーアンテナも見えます。このあたりではコンクリートポールも立ち並び、所謂廃線跡の侘しさとは少し異なる風情でした。
調べてみると、１９９８年まで運行されていたとのこと、設備が真新しいのも頷けます。また、ネット上の写真を拝見すると２年前までは踏切警報機も残っていたようですが、既に撤去されていました。
この情景がいつまで残るだろうかと思いながら、小さな散歩を楽しんできました。 (2020/6/20 撮影）
