有名な只見川の川霧を是非ともこの目で見たいと思い、奥会津三島町に行ってきました。見たい見たいと言っても相手は自然現象なので、所詮は「運」次第。
早朝と夕方に多く発生するとのことなので、会津宮下に宿を取り、徒歩で行ける第二橋梁の朝と夕方に賭けることとしました。
(2019/7/17)
早朝に発生した霧も7時過ぎには消えてしまうことが多いそうですが、この日は7時半前後の列車でも、それを見ることが出来ました。
(2019/7/15)
夕方6時過ぎの下りを待ちます。川霧も良い具合になって来ましたが、列車が来ない・・・。
倒木の為に遅れること40分、7時頃にようやく姿を見せてくれました。まだ明るさの残る時間帯だったので、それが却ってムーディーな絵となりました。
(2019/7/17)
前夜の雨が未明に上がり、宿の周囲も白く覆われていました。少し早めに現地に立つと、川霧がそして山霧がうねるように刻々と姿を変えて行きます。
6時宮下発車のタイフォンが聞こえ、エンジン音が迫って来ました。鉄橋は今にも川霧に飲み込まれようとしていますが、朝1番の上り4両編成の姿はなんとか持ちこたえてくれました。
列車を待つ時間が、こんなにもドキドキしっぱなしになることを初めて知った今回の旅。