京急800形の引退がアナウンスされました。
いずれは来ると分かっていても、正式に告知されると寂しい気持ちになります。
デビュー当時は、窓回りの白色がとても鮮烈でした。一般車に乗っていて800形とすれ違うと、車内が一瞬明るくなったような気がしたものでした。
800形では車内の窓回りがFRP化されていて、窓の隅にRが付いて柔らかい感じになったのも、次世代の電車を感じさせてくれました。
後年デビューした、東北新幹線200系の窓回りがそうなっていたのも見て、「なんだ800と同じじゃないか」と思ったものです。
戸部駅近くの桜の名所に来てみたのですが、あれほど立派だった木々の枝が切り落とされていました。800形にとっての最後の春は、少し寂しいものとなってしまったみたいです。
引退の日まで、元気な走りっぷりを見せてもらいたいと思います。
(2019/3/28)