線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

黒部峡谷鉄道

 黒部峡谷鉄道・・・、実は初めて乗りました。富山には何度も旅をし、地鉄にも昔から乗っていますが、なぜか峡谷鉄道には足が向かずにいました。

 緑濃いダム湖にはヨーロッパの古城みたいな建物があり、脇にある駅で列車交換となりました。

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 観光客満載で来るのかなと思っていると・・・。

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 ガラス窓の客車にはヘルメットと作業着姿のオジサンが乗っていて、客車の次には貨車が連なり、峡美人と書かれたコンテナが積まれていました。

 事業用の混合列車が走っているのですね。単調な観光鉄道のイメージだったのですが、なかなかどうして楽しい鉄道です。

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 車長の短いトロッコとは言え、観光客満載の長大編成をEDV形電気機関車重連でグイグイ引っ張って行きます。

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 散策のために鐘釣で下車。散歩中も頻繁に列車が来ますが、駅構内の側線の有効長を上回る長大編成のため、一旦行き止まり側線に頭を突っ込んで客を降ろしてから後進し、あらためて本線に乗り入れるという芸当を行っていました。

(2017/10/6)