線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

特急「うなづき」号

 ツアー客が乗り込んだ宇奈月行き電車は、すぐに舌山駅に到着。見覚えのある駅舎、待合室、駅前の建物に目が行ってしまいます。

 「上り特急電車との待ち合わせです。」とのアナウンスに、ホームに降りてスナップすることにしました。

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 懐かしいなと悦に入っていると、ホームに降りた運転士さんが話しかけてきてくれました。

(運)「特急と言っても、ヘッドマークが付いているだけですよ。昼頃に二階建てが来るんですが。」

(私)「いえいえ、それがいいんです。どんな車両で来ますかね。出来れば白いのがいいな。」

(運)「60形ですね。60形には白いのと、これと同じ色があるからね。」

   「ヘッドマークに丸いのがあるの知ってますか?。裏が電鉄富山になっている・・・。」

(私)「昔見たような・・・。」

(運)「四角いのは大きくて、重いんです。交換するのが大変で。」

   「その点、丸いのは軽くていいんです。」

   「どのヘッドマークを付けるかは、運転士の裁量なので、私も時々丸いのを付けますが、沿線で写真を撮っている人が「おおっ」と喜んでくれますよ。」

 楽しい話を聞かせてもらったところで、やって来た特急「うなづき」号は、カボチャ色の60形でした。(2017/10/6) 

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※ 連休明けのネットニュースによると、10/9に丸いヘッドマークの「うなづき」号が走ったとのこと。もしかしたら、あの運転士さんかな〜。