伊豆箱根鉄道大雄山線にリバイバル塗装と聞いて、「ああ、今流行りのね・・・」とスルーしていたのですが、それを報じる写真を見て目を引いたのが、旧国時代の方向版が蘇っていること!
いや〜懐かしい、思わず声を上げてしまいたくなるツートンカラーと、その前面を飾る方向板です。
ただ、よ〜く見てみるとサボ受けは無いし、怪しげな針金が張ってあったりしますが、もう細かい事には目をつぶりましょう。企画そのものに拍手です。
そこで早速沿線に繰り出してみましたが、自分の中では旧国時代のこの風景で時が止まっています。当時でさえ、沿線で唯一開けた場所ではありましたが、30年の時間の経過で痕跡すら見つけられませんでした。
その痕跡を見つけようと下車した駅ではこんなスナップ。いかにもミニローカル線の現場と言った感じの、ほっとする情景でした。
(2016/10/23)