11月19日は東海道本線の電化完成の日だとか、昭和31年ということで、何も分からぬ赤ん坊だったので何の記憶もありません。
当時、それを記念した切手が発行されたのですが、亡くなった親父から「電気機関車の切手だったので、お前に見せようと渡したら、破ってしまった。それ以来、お前には切手を触らせないようにした。」なんて話を聞いた覚えがあります。
そんな東海道本線電化開業の日の特急「つばめ」を牽引するEF5857に取り付けられたHMが、鉄道博物館で展示されているというので、久ぶりに大宮の鉄博へ出かけてきました。
このHMは趣味誌の記事で見たことがありますが、茶色のカマでは少々違和感がありますね。青大将色のカマに付けられてこそとは思うものの、所々に若干の傷みが見えるところが実物感を醸し出していて、昭和31年の空気を感じました。
(2015/11/22)