さきの3連休の中日に脇野田へ日帰りで行ってきました。実は妻が子供の頃の数年間をこの町で過ごしたということで、町が変貌してしまう前に見ておきたい、子供の頃の想い出を手繰ってみたいというので長野新幹線経由で行ってきました。
新幹線側に移転した駅を降りるとまだ工事中のロータリーの向こうにホームと駅が見えますが、大きく迂回していかないとたどり着くことができません。
やっと着くと、駅舎の脇にあった樹木は無く、北陸新幹線建設工事着工記念と書かれた杭もなく、もぬけの殻となった駅舎が侘しく立っていました。その玄関には張り紙があって、11月5日から7日にかけて駅舎解体、その後はホームの待合室等を解体するとありました。
ロータリーから望む旧待合室。駅舎に続いて間もなく消滅していくことでしょう。 そしてさほど時を置かずに、ここに駅があったことすら忘れられてしまうのかも知れません。
(2014/11/2)