隣の渕東駅まで歩いてみました。
山に囲まれ、民家と田んぼが広がる静かな風景を堪能しながら、農道をとぼとぼと歩いて行きます。電車と絡めたいところですが、田んぼから一段低い掘割を進んでいるため姿が見えません。
駅に着きました。
棒線ホームに待合室がポツンとあるだけの簡素な佇まいです。
駅名(えんどう)を記す真新しい看板に不釣り合いなトタン板の屋根と壁。これがいかにも松本電鉄上高地線の看板を、アルピコ交通に架け替えた現実を象徴しているように思えました。
駅舎の脇は駐車場になっていて、7〜8台の車が駐車していました。もしかしたらパーク&ライドっぽい使い方なのかもしれません。158号線って市街地に入る手前の松本IC入口あたりが渋滞するんですよね。
ホームの脇にリンゴが実っていました。リンゴ畑という広さではありません。乗客の目を楽しませようとする心遣いなのでしょうか。
電車と絡めるのはちょっと難しかったのですが、上高地線のキャラクターをあしらった駅名標と絡めてみました。
(2020/11/6 撮影)