線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

めがね橋で泣く

 SL銀河の宮守停車は所定では15分。定時でならゆっくり移動して、めがね橋でもう1枚というところですが、10分くらい遅れて来たものですから、移動するにしても気が気ではありません。

 観光列車だから、しゃかりきに遅れ回復を図ることもなかろうとは思うものの、こればかりは何とも言えません。道の駅まで行くのは心配なので、宮守駅前の道を行き踏切を渡った先の家並みが途切れたところで構えてみました。

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 背景にカマが溶け込んでしまいそうなのが心配ですが、煙がたなびいてくれれば良いし、めがね橋の絵としては、下から見上げるものよりは安定感がある・・・。そんなことを考えていると、汽笛が鳴り煙が近づいてきました。

 ところがなかなかファインダーに姿を見せません。それどころか、画面が霞んできてしまいました。

 あまりにゆっくりなので、煙が立ってしまい、川風に乗ってこちらに流れてきているのです。乗客に、沿線のギャラリーにサービスのつもりの徐行なのでしょうが、なんとも残念。

 思いっきり霞んでしまった、めがね橋でした。

(2014/10/25)