早朝金沢に着き、粟津へ向かうには少し時間があるので、寄り道しながら向かうこととしました。
事前の下調べもせず、大昔のイメージ頼りで西金沢で降りてみます。北陸鉄道石川線に乗るため、ここで乗り換えた記憶はありますが、駅の佇まいの記憶はありません。 何か思い出すことはあるかなと、淡い期待を持って降りたのですが、駅は橋上化されているし、新幹線の高架橋がぴったり併設されています。
それでも駅前に出れば北陸鉄道の線路があって、新西金沢駅があって、構内の側線に電気機関車が留置されていて・・・。と、記憶を辿ったものの、駅前には真新しいロータリーがあって踏切も新しくなっていました。
新西金沢駅のホームに上がってみました。側線にはいつも電気機関車が留置してあった記憶があるのですが、そんな姿はあるはずもなく、ホームのこの情景も間違いなく目にしているはずなのに、その記憶も無く初めて訪れた場所のようでした。
暫くスナップしていると鶴来行きが来ました。現れたのは元東急の銀色電車。結局、若い頃目にしたであろう新西金沢の情景を振り返ることは出来ずじまいに終わりました。
(2014/8/31)