この土日、大糸線の松本〜南小谷間でスカ色１１５系にスカ色荷電を併結させて走らせるというイベントがありました。
大昔の中央線普通電車を彷彿させる企画にオジサンは心中穏やかではありません。出動すべきか否か、色々迷った挙句やっぱり行ってきました。
きれいな編成写真を決めたいところですが、列車移動となるとスジの関係から信濃大町以南に限られ、しかも太陽を背に走ります。安曇沓掛あたりがポイントかなと思いつつも、昔の記憶しかなく今の状況が分かりません。
で、結局は松本での駅撮り。
若いころ、１１５系にクモニやクモユニが新宿方に連結された姿を何度か見かけたものですが、それを意識したカットはあまり撮っていません。結局いつも「ついで」のカットばかり。そうこうしている内に姿を消してしまったのでした。平成の今、こうして再現された姿に感無量です。
鉄道郵便が廃止されてもなお、クモ「ユ」ニの形式が残っていることが嬉しいですね。流石に車体側面にあった「〒」「郵便」の標記は消えていますが、郵便区分室の明り取り窓が「ユ」の形式であることを物語っています。
松本駅は橋上化されているので暗くて撮りにくい構造ですが、それがかえって外の光が側面に反射して荷電併結の姿を浮き上がらせてくれました。意外にも現役時代っぽいカットが撮れたのでこれで満足満足。
(2014/7/20)
