大和田から関目に移動しました。この駅に降り立つのは36年振りです。関西私鉄を駆足で巡る旅の途中、予備知識もなく降りて複々線区間を轟音を立てて行き交う列車を数枚スナップしたのでした。
ただ、今ほど鉄が一般的でない時代、私鉄のホームでカメラを構えるのは???とみられそうで、しかも関西弁が飛び交う駅構内とあって、完全アウェー状態なものですから、そそくさとその場を離れた記憶があります。
感傷に耽るのも僅かな時間、眼前を通りすぎる列車は見たことの無い色と形式ばかり、そんな中昔見た形式やカラーリングが姿を見せてくれると嬉しくなりました。
ビル影がようやく短くなってきた頃、2本目が下って来ました。でもまだ、編成後部に影がありますし、ケーブルの影も容赦なく入っていますが、きょうはこうして逢えたことが感激です。
先ほどの編成が3本目として折り返し上ってきました。駅周辺は時代の変化があまり無いように思えますが、後方に見える高層ビルには時代の経過を感じさせます。(2012/10/27)