東京駅丸の内北口地下の動輪広場で開催されている、イベントを見て来ました。
倉庫内で発見されたサボの内、状態の良いものを展示販売するというもの。ご覧のとおり、ショウウィンドウの中に1点ずつ並べられ、表裏も確認できるようになっています。
種類は東海道筋のものばかりで、急行伊豆の指定席、自由席の行き先表示と、東京からの小田原、熱海、沼津といった普通電車のサボが、相当なボリュームで展示されていました。
この手の展示ではどうしても優等列車に目が行ってしまいますが、良く見ると普通電車の行き先として、静岡や浜松、豊橋なんてものもあって、昭和40年代の時刻表をひも解くような気にさせる渋い展示となっていました。
会場では毎日新聞社による震災に立ちあがる被災者の方々を写した写真も展示されていて、震災後数カ月経過して当時感じたショックを忘れそうになっている自分が、3.11に引き戻されるものでした。