横浜方面に出かけようと、立川の南武線ホームに降りると、派手なラッピング車が止まっていました。
何かと見てみると、このダイヤ改正で登場した快速電車を告知するものでした。この快速電車3月12日の改正で登場するはずが、あの震災の影響で南武線が間引き運転となったためにずっと運休状態でしたが、今月に入ってようやく走り始めたのでした。
快速と言っても快速運転するのは登戸−川崎間のみですから、時間節約はさほどでもありません。
この快速ですが、実は33年ぶりの復活です。当時は1時間に1本の運転で、川崎ー登戸間のみ、しかも途中の追いぬきは無しというシロモノで、中途半端な利用し難い列車でした。案の定利用も芳しくなかったためか登場から数年後の、78年10月改正で廃止となったのでした。
1978/03/29 川崎