M.TADAさんから紹介をしただき、東京・日野市の平山城址公園近くにある京王資料館に出かけてきました。
地域の平山李重まつりのイベントのひとつとして、きょう特別公開されたものです。京王電鉄の歩みを物語る膨大な資料の数々には圧倒されます。特に元社員の方々が提供されたであろう採用試験の通知書や辞令、戦争に出征された社員が寄稿した社内報など、人間味や世相を感じさせる資料は他では見たことがありません。
駅名のホーローや方向板もたっぷり拝見できます。ボタン一つで変換できるデジタル方向幕(?)全盛の中、重い鉄板を持ち上げて裏表に取り換えなければならない方向板は隔世の感がありますが、にじみ出る味わいがありますね。
珍しいものがひとつ、ケーブルカーの運転台です。ケーブルカーのハコには運転台はありません。きっと操作室でボタン操作しているのだろうと思っていたのですが、マスコンがあるとは思いませんでした。これは京王グループの御嶽山ケーブルカーのものです。
資料館の屋外では保存車両の見学もできました。