豊橋鉄道で思い出すのが、このク２４０１です。７９年５月に高師の車庫を訪問した時、本線脇に止まっているのを見つけました。すでに休車状態のように見えましたが車体はきれいでしたから、時折動いていたのかも知れません。
この丸っこいスタイルを見て即座に思ったのが、「あっ、岡山臨港の５００２に似てるな！」ってことです。
(1976/9 大元) 岡山臨港の５００２は元江若鉄道からの移籍車です。それじゃ、２４０１も同じかなと思って調べてみると、相模鉄道の前身である神中鉄道からの移籍車でした。全体の雰囲気や前面はそっくりですが、よく見ると側面扉の配置が違っていますね。
当時の地方私鉄には、こういう珍しい車両がたくさん居り、それらに会える（というより発見できる）のが私鉄訪問の楽しみでした。
