線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

大矢駅

 大矢駅にやって来ました。好ましい木造駅舎が歴史を感じさせてくれますが、駅名自体は3セク化に伴って改名されているとか。

 アルミサッシの白い窓枠が残念と言えば残念ですが、とてもすっきりしたフォルムの駅舎ですね。白いカーテンの隙間から覗き込むと、鉄道の物品類が色々展示されているのが見えました。帰宅後に調べてみると、ミニ博物館として週末のイベント列車運行時に開館されて見学できるとのこと。

 改札口から玄関への吹き抜け。冬は寒さが厳しそうですが、この日は春の心地よい風が通り抜けていました。

 駅本屋に隣接した何某かの小屋。中ほどの石段がある所は、かつて信号梃子があったことが窺えました。昭和の時代の映画ロケにでも使えそうな情景ですね。

 線路脇の八重桜も綺麗なこの駅は、美濃市郡上八幡間では唯一の列車交換が可能となっており、列車ダイヤ上でも重要な駅となっています。(踏切からの撮影)

 改札口の足元には微かな三点の痕跡が・・・。

これってもしかして、あの三角形ラッチの跡?!

(2023/4/20)