神田駅北口から中央線高架下を万世橋に向かって歩いて行くと、左カーブの静かな通りに入ります。
神田駅或いは新橋から有楽町あたりにも煉瓦積みが見られますが、高架下に入居する飲食店の軒先や大小の看板に覆われて全体が見えにくくなっています。
その点このあたりの高架下に入居するのは事務所や倉庫などでとても静かです。
周囲の景観に配慮されているのかどうかは判りませんが、とてもシックな壁やシャッターの色使いですね。
今、交通博物館跡地は商業施設になっていますが、旧万世橋駅がまるごと復元され、この煉瓦積みの景観がそこまで続くように再現されたら壮観だし、歴史都市・文化都市の趣さえ感じられるのに・・・と妄想してしまいます。
補足:調べてみましたら、東京〜万世橋間の高架橋は鉄筋コンクリートアーチ構造で、新橋〜東京間の赤煉瓦アーチ構造と一体感を持たせるために、その表面に煉瓦タイルを貼付けたものであるとの事です。(そう思って見るときれい過ぎかな。(笑)) (2021/9/13)