線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

面白山仮乗降場

 仙山線を旅する中、気になる駅というか場所がありました。「面白山仮乗降場」(時刻表には「面白山臨時乗降場」と記載)です。

 自分の知識としても「面白山仮乗降場」というワンフレーズで覚えていたので、実際の駅名標もそうなっていて欲しいなと大いに期待して到着を待ちわびていました。

 そしてついに乗降場に停車、駅名標を見つけてスナップしたのがこれ。

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(1984/6/1)

 期待したような仮乗降場の標記はなく、逆に通常目にする駅名標とは異なる様式や書体に驚いてしまいました。

 随分と急場凌ぎのような造作ですね。駅ではない仮乗降場ならではの仮設的なものなのでしょうか。仮設故に管理局決裁ではなく、現場長の承認決裁で事が運んだのだろうか等々、勝手な想像をしてしまいました。

 その後(昭和の終わりころ)、ここは駅に昇格し「面白山高原」と命名されたそうです。

**独り言**

 なんとか高原と名付けるのは安直だわな、聖高原篠ノ井線/麻績)然り、安比高原花輪線/龍ケ森)然り・・・。