梅雨の晴れ間となった日、午後になっても雲が沸くこともなく、午後の日差しがゆっくりと西に傾いて行きます。これなら綺麗な夕日が見られそうと思い、多摩川河川敷に行ってみました。
EH200牽引の上り貨物の通過です。オジサンにはあまり食指の沸かないカマですが、銀色電車ばかりの中央線では貴重なアクセントです。ただ残念ながらギラリ光線の角度には至りませんでした。
上り線鉄橋の橋脚ですが、石積みと煉瓦積みを併せて積み上げられています。年季の入ったその面構えを、西に傾いた光線がしっかり浮き立たせてくれました。
間もなく鉄橋の向こうに夕日が沈もうとする頃、下り貨物が轟音を立てて来ました。 この時期ならではの太陽の位置で、線路に対してほぼ直角に沈もうとしています。他の季節では南西寄りとなり、この場所でこのようなシルエットを望むことは出来ません。梅雨の晴れ間が嬉しかったです。
(2019/6/13)