今月を以て京急2000形の引退がアナウンスされました。後継の2100形の登場以来、3扉化され、窓回りの白も一般車同様の白帯になってしまって、登場時のあの高揚感を知る者として寂しい限りでした。
それまでの地味な沿線と地味な車両というイメージの京浜急行を、一躍イメージアップしてくれた2000形登場時を振り返ってみたいと思います。
(1982/12/29 川崎)
1982年末も押し詰まった12月27日に鮮烈デビューした当初は、足慣らしも兼ねて午前中久里浜までの2往復のみ充当されていました。乗務員室には検査掛が同乗しています。
(1983/1/1 鶴見川)
年が明けると日中終日運転となり、毎日同じ列車に充当されていましたので、場所を変えてスナップに励んだものでした。
(1983/1/30 久里浜工場)
品川から久里浜まで鉄道友の会の試乗会が行われました。久里浜到着後は乗車したまま久里浜工場まで回送され撮影会。
この日は冬晴れの快晴。たまたま持ってたクロスフィルターで遊んでみました。
そして、この年のブルーリボン賞をめでたく受賞しております。
長い間、お疲れ様でした。