線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

絵本「やこうれっしゃ」

 横浜・山手の神奈川近代文学館に行ってきました。「文学館なんて、おまえどうしたの?」ってところですが、お察しのとおりのテツネタです。

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 1980年に「やこうれっしゃ」というタイトルの絵本が発刊されました。表紙からして長岡?のゴハチ牽引による10系ハネの編成が見て取れるというリアルな絵本でした。当時の趣味誌の書籍紹介欄にも載った記憶があります。

 早速、本屋さんの絵本コーナーで手に取ってみると、そこには夜行列車が出発して終着駅に着くまでの途中駅の様子や車内の乗客の様子が、リアルで緻密な絵とほのぼのした人間模様が映し込まれていて感動、大人の絵本として即購入したものでした。

 

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 その作者さんの企画展が昨日から始まったというので早速行ってきたのですが、展示されている車体や車内、ホームの様子のスケッチ原画には事細かな書き込みもあって見入ってしまいました。さらには研究のために入手したという旧型客車の青焼き図面までがあったりして作者さんの緻密さに驚いてしまいました。

(2016/7/24)