初めて乗る井川線、だったら井川まで往復すべきだったかもしれませんが、そうすると4時間かかるんですね。ちょっと時間がもったいないかなと、千頭から手ごろな距離と有人駅ということで奥泉で降りてみました。
もっと鄙びた所かなと勝手に予想していたのですが、ホームは比較的新しい鉄骨作りですし、駅本屋は斜面の下にあるので外からは駅舎が見られない構造でした。勝手に想像した旅情はちょっと期待外れ・・・。
立派な駅名標ですが、隣の看板が目立ち過ぎ?
「異常なし」こんな標識を見ると鉄道現場の緊張感が伝わってきますね。実際、よくもまあこんなところに線路を敷いたと思うような場所も多々ありましたし、落石とか多いのでしょうね。
車内案内でも「平成3年に道路ができるまで、この井川線が唯一の足でした。」などという説明があり、観光列車以前に大事な生活路線であり、そのために苦労して敷設された鉄道なのですね。
そんな井川線ですが、バス路線が平行しており、千頭−奥泉間では鉄道が所要30分、バスはなんと10分で結んでいます。これでは・・・・・ねぇ。
(2014/2/23)