山形鉄道には木造駅舎が残っているとのことで、いつの日か行きたいと考えていた羽前成田駅に寄ってみました。
防風林を背景に堂々とした佇まいを見せてくれています。漆喰の壁も白く美しいですね。
正面玄関からは改札口を通して防風林が見通せます。この駅名標、以前は山形鉄道のコーポレイトカラーの渕があって少々残念なものでしたが、このようなシックなスタイルに変わっていました。
この羽前成田駅の素晴らしいところは、外観が美しく保全されているのみならず、室内の掲示物が国鉄時代そのままであることです。
「紙製であることが残念」などとは申しますまい。今は無き急行料金、寝台料金などを眺めるうちに「上野まで、津軽のB寝台1枚!」なんて言ってみたくなります。 (2021/6/22)