雨は止む気配が無く、雨にけぶる山里の風景が広がっています。しばらくすると、遠くからタイフォンが聞こえ、水墨画のような木立を背景にキハが姿を現しました。
ところが列車を見送った途端に雨が上がり、みるみる内に雲間から陽が差し込んで来たではないですか。気分を盛り上げて、午後の列車は小谷松に場所を移してみることとしました。
線路端に梅が咲く、適度な高さの築堤を見つけました。うまい具合に午後の光線は順光です。雨も情緒があっていいですが、やはり晴れたほうが車体のカラーが映えますね。
(2014/2/2)