富士急6000と聞いてもピンと来ませんが、元JR205系のことです。山手線から追われて京葉線で頑張っていましたが、そこも追われて富士急へと転身したのでした。
外観はかなり派手ですが、嫌みはありません。
車内はというと、木の温もりをふんだんに使い、連結面には暖簾という水戸岡流のデザインで覆われています。
嬉しいのはこれ、戸袋などの広告スペースセットされた、6000系のイラストです。デフォルメされておらず実車に忠実です。色々な種類のイラストがあって目を楽しませてくれます。お土産品として絵はがきにでもしてくれたら欲しい一品です。
京葉線時代は心なしか都落ち感がありましたが、ここでは実に生き生きと甦っているように感じました。
(2012/08/12 河口湖)