先日、会社の同僚数名と一緒に北海道をちょこっと旅行してきました。行程の中でわがままを言わせてもらったり、フリータイムを作ってもらって、「鉄」しましたのでその模様を報告いたします。
千歳に到着した私たちは、札幌へ向かう途中「こうゆう時でないと行かない場所へ行こう」ということになり夕張に向かいました。夕張というと「財政破綻の自治体」という印象で向かったのですが、石炭博物館で夕張炭鉱全盛時代の様子を知り、その迫力に圧倒される思いでした。
札幌への帰途、清水沢から脇にそれてもらって、旧南大夕張駅跡の保存車を見学しました。
道路脇の空き地の隅にホームがあって、保存車が佇んでいましたが、ここが駅だったと思わせるものはありません。
ラッセルと客車、ホキが2両展示されていましたが、客車3両の内2両はブルーシートで覆われていて姿を拝めませんでした。
1982年秋、この鉄道に乗りたくて清水沢まで来たものの、数日前に発生した水害のため運休の張り紙を恨めしく思ったのが30年前の出来事。その数年後に廃止されてしまって、自分にとっては幻の鉄道となっていたので、今回の訪問は感慨深いものとなりました。
(2012/05/26)