線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

これで見納め−鶴見・品川−

 昨晩は仕事場に居りまして、下り最終列車の東京駅発車の模様は、帰宅後に夜のTVニュースで見ました。

 TV画面は大変な状況を映し出していましたが、もうこのホームから青い列車が発車することはいのかと思うと胸につまるものがあります。

 下りを見送れなかった分、最終上りは是非とも見送りたいと思い、鶴見へと向かいました。未明からの雨と風を凌ぐためと、ダイヤ乱れでのカブリを避けるため、駅構内からの安直アングルで決めることとしました。 

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 所定時刻に遅れること1時間半、感慨に耽っているのかいないのか、最後の九州特急が淡々とゴール目指して走りぬけて行きました。

 さて品川。大昔、「時間潰しに品川でも行ってみるか、何か居るかもしれないし・・・。」とよく言ったものです。洗浄線には幾本もの青い客車が並んで丁寧に車体を磨かれている様子が見えました。

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 その品川が今ではガランとしています。そして唯一残ったこの列車もきょうが最後となりました。

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 東海道の下りホーム、洗浄線の列車を間近で見たいとホーム先端に行けば行ったで、ポールや柵が邪魔して思うように撮れないのは昔も今も同じでした。

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 あの頃の時間潰しに欠くことのできなかった立ち食いスタンド。品川の昼さがりは、ゴハチの重単&品川丼だったな〜。

 ホームの向こうの青い列車、当たり前と思っていた光景が、きょうを最後に眺めることが出来なくなりました・・・。