京急700形が間もなく引退するそうです。最後の活躍場所は大師線とか。
京急沿線を離れて早20年、時計は20年前で止まったままの自分には、700の引退はおろか、700が大師線に走っていること自体がピンと来ません。(笑)
700のデビューは小学生の頃、通学に通勤にと、よく乗りましたが、はっきり言って好きではありませんでした。窓が小さく閉塞感があり、椅子が狭く腰高で、座り心地も良くありませんでした。
久しぶりに会ってみて、あの、つるっとした前面が、昔は物足りなさがあったのに、平成の今、なぜか暖かみのある好ましいデザインに思えてきて、「これはひょっとして、秀逸なデザイン」だったのかと、認識を新たにしたところです。