線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

銚子電鉄 2002+2502

 3月のデビュー以来、朝のみの限定運用だったものが、この5月に入ってから元南海2200が終日走るようになったとのことで、是非とも撮ってみたいと出かけた。ただ、その日に走るかどうかは事前には判らない、確率は1/3だ。

 銚子駅に着き銚電のりばで待つ、果たしてやって来るのは何???。姿を現したのは2002だった、賭けは負けた・・・。(笑)

 気を取り直し2002+2502を撮影すべく君が浜に降り立った。

 あの4種踏切を見下ろす台地に立つ。初夏の風が心地よいが日差しは夏を思わせる。3月には一面のキャベツ畑だった場所が収穫期を終えたのだろうか、土が見えているところもある。

 踏切の傍らに立ってみた。きょう、この周りには農作業の方が一人二人のみ。テツの御同業は居ない。踏切の絵を独占し放題だ。

 昼を過ぎようやく光線が山側の側面に周って来た。

 列車は1時間ヘッド。外川へ向かった列車は15~20分後に戻って来る。銚子へ向かった列車は約40分後に戻って来る。それまでの間、野鳥の囀りと君が浜の海岸に打ち寄せているのであろう波音をBGMに時を過ごす。

 今なお残る木製電柱。そのヘロヘロ感がたまらないし、路面電車を思わせる直吊架線も魅力的だ。この先もずっと残って欲しい情景と思う。

(2024/5/18)