松江始発の宍道行131Dに乗る。松江発車後直ぐに雄大な宍道湖が車窓に映った。朝日を受けて対岸のホテルも見通せた。先のツアーで泊まったホテルを目で追ってみた。
宍道に着いた。131Dは木次線の車両だったので、このまま木次線内に入るのかと思ったが引き上げてしまった。これから乗る1445Dは出雲横田からの1446Dの折返しだ。
2番が山陰線下り、3番が木次線となっており、木次だけでなくその先の備後落合そして広島の案内が出ていた。今、そのルートで広島まで行こうと思ったら1日に2本だけ、途中2回の乗り換えで6時間ほど要する。
3番線ホームに立つ。左に分岐する線路が木次線だろうか。最早使われなくなったホームに嘗ては線路があり、それが延びていたことは容易に想像がつく。
旅からの帰宅後、古い写真を探してみた。まさに同じ立ち位置のカットがあった。今は使われていないホームこそが木次線用であったことが判った。
(1985/3/2)
使われなくなったホームに跨線橋は今なお繋がっているようだ。
なるほどICカード改札機があった。ちょうどその時、下の駐車場から上がって来たお客さんがICカードをタッチして入場、そのまま1番線へと降りて行くのが見えた。首都圏の駅に隣接した企業の社員用改札口と同じように、利便性が図られているようだ。
(特記以外 2023/9/13)