線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

初 カシオペア

 今さらではありますが、初めてカシオペアに乗る機会を得ました。(デビュー後20年にしてです。実は北斗星すら結局乗らず仕舞いで廃止。)

 9月下旬のある日、カシオペア片道乗車ツアーの募集という告知があり、かねて考えていた旅行プランをそこに乗せる形で、宿泊や帰りの指定券を併せて確保して参加申し込みし、いざ出発です。

 15:09上野駅13番線に入線です。尾久からの推進回送を見るのは何年ぶりでしょうか。

 コロナ対策なのかテツ対策なのか判りませんが、13番線への立ち入りは乗客のみに制限されており、人の姿もまばらなホームです。

 発車案内も手短なもので、自分の耳に残っている大昔のあの北への旅立ちの高揚感も感じられないまま、静かな発車となりました。

 夕食はスペシャル弁当で部屋まで届けてくれたのを美味しくいただきました。

 個室内にはトイレもあり基本的に部屋の外に出る必要がありません。ラウンジカーを少し覗いたりしましたが、ずっと部屋にこもり切り。途中運転停車はあるものの、青森まで乗降はないので停車駅ごとの乗換案内放送もありません。

 流れてくるのはダイニングカーの予約時間ごとの案内のみ、まるで部屋に閉じ込められ護送されているかのように感じてしまったのは皮肉なことでした。

 上野を15:40に立ち、青森へは翌朝8:32着というのんびり旅、ここ白河では1時間ほどの停車です。側線での停車でしたが列車にカメラを向ける家族連れや若い方がチラホラとおり、出来れば自分もホームに降りて一緒に撮影したいところ。

 この他にも1時間ほどの停車が2回、40分が1回、30分が2回、その他小刻みな運転停車が数多く予定されています。

 白河での関所あらため(笑)を無事過ぎて、床に着くこととしました。

(2021/10/8)