線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

東武熊谷線

1976年6月、初めて東武熊谷線を訪れていました。 国鉄蒸機が全廃となり、地方ローカル私鉄に興味を持ち始めた頃です。

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(妻沼)

 熊谷から妻沼まで10kmほどのミニ路線で、小ぶりな気動車が走るという非電化路線でした。

 熊谷発と言っても次の上熊谷までは秩父鉄道との併用区間という面白い形を取っていました。

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(大幡−妻沼)

 上熊谷を出ると北に進路を取り、田んぼの中の直線区間を快調に飛ばしていた記憶があります。戦争中に群馬県太田市方面を目指していたようですが未成線となっており、大東武鉄道でありながらどの本支線とも接続していないという「飛び地」でした。 (1976/6/27 撮影)

この後、1983年5月末日を以て廃止。