線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

初めての秩父鉄道

 1976年6月、初めて秩父鉄道に出掛けました。友人と一緒に往復共に西武のレッドアローを利用するといった観光気分でした。

 三峰口で少しスナップしていますが、こげ茶と小豆アイス色?のオリジナル車両が幅を利かせており、荷物室との合造車や優美スタイルの急行用車両に目を奪われました。

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 日車オリジナルの急行用車両は、中間に銀色の車両を挟んだ3連で存在感を示していました。それに引き換え、後年の急行用は国鉄や西武からの譲渡車の改造であり、ちぐはぐなスタイル感は否めませんでした。

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 普通車の乗務員室側が荷物室というのは後年でも見られますが、あくまでもカーテンでの仕切りでしたね。ドアが開いたらそこは荷物室という状態。この当時の車両は荷物室扉は外からも判別出来ました。

 この頃の秩父鉄道は行楽シーズンになると、熊谷からは国鉄が、寄居からは東武東上線の愛称付列車が乗り入れていて、客も車両も賑わっていました。この日も東上線のセージクリーム色の8000系が昼寝しているのを見た覚えがあります。

(1976/6/13)