向ヶ丘遊園駅は文字通りの向ヶ丘遊園の最寄駅。子供の頃から親に連れられて何度か乗降りしています。豆汽車にも乗った記憶がありますし、モノレールには乗らずに眺めた記憶があります。
その後も何度か乗降りしていますが、それらはすべて南口。北口が存在することすら気が付かずに、この歳まで来てしまいました。
昨日、ちょっと途中下車してみました。駅前に出て振り返るとこの光景。優美な姿でありながら重厚感もある駅舎だったのですね。
軒下に近づくと、明かり窓の上に社紋が見えました。
帰宅後早速ネット検索してみましたら、小田原急行鉄道の開業時に建てられた駅舎とのことです。かつては町田、本厚木、秦野、新松田にもあったそうですが、現存するのはここだけとか。そして、この社紋は小田原急行鉄道のものということでした。
何度も乗降りし、頻繁に通過している駅でありながら、こんな歴史的建造物に気が付かずにいたことを反省せずには居られませんでした。
(2017/9/18)