線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

黒野駅レールパーク

 先週、黒野駅レールパークに行ってきました。というのも、ここに展示されているモ512が今月一杯で返却されてしまう、というのを今月初めにネットで見ての急きょ出撃です。

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 5枚窓の丸い前面、一度見たら忘れない顔立ちです。この電車が3両くらい連なって鉄橋を渡る写真をかつて雑誌で見たことがあります。

 会ってみたいな、撮ってみたいなと思ったものの、行けば必ず会えるのか撮れるのかの情報もなく、二の足を踏んでいるうちに廃止になってしまいました。

 冬晴れの青空の下、赤と白のツートンが映えます。ホームに佇むその姿は、現役時代を彷彿させるかのような情景でした。

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 折角ここまで来たので、旧谷汲駅にも寄ってみました。かつては黒野駅から谷汲駅まで20数分で結んでいたようですが、線路が消えた今、バス、樽見鉄道、バスと乗り継いで2時間かかりました(待ち時間を1時間含みます。)。

 この辺りまでくると山里の風景が広がっており、線路があった頃に来たかったなと、帰りのバスの車窓から思いを馳せていました。

(2016/2/11)